【経済ニュース】
企業間の取引価格で成り立つ日経商品指数42種は2カ月連続で上昇、2月末値で180.651 (1970年平均=100)を記録し、1985年3月(181.003)以来、23年ぶりの高水準を記録しました。石油製品や鋼材が上昇したほか、非鉄金属も上昇する一方で、国内需要は不振で、海外需要に後押しされた高い伸びで今後、勢いが衰える可能性もあります。
商品指数の上昇は収益の圧迫要因となるため、円高・ドル高傾向も相まって、今後輸出が減速すると、中小企業を中心に企業が苦しくなり景気が悪化するとの予測もあり、今後の中小企業の経営が逼迫するとなると、雇用への影響も懸念されます。
しかしながら、前年比上昇率は13.3%と2桁台を3ヶ月ぶりに回復し、これは国内景気との関連が強く、景気拡大の兆しと言えるでしょう。景気の先行循環のひとつである42種は、この先も徐々に景気の拡大が継続する可能性を示唆しています。

