【求人ニュース】
1月の完全失業率(季節調整値)が3.8%で3カ月連続で横ばいだったことが総務省により発表されました。完全失業率は15歳以上の働く意思のある人のうち全く働いていない人の比率を表します。男女別にみると、男性は前月比0.1ポイント上昇の3.9%。女性は3カ月連続で同率の3.7%でした。企業に雇われている雇用者数は2年11カ月連続で前年同月を上回って5475万人に達しました。また、総務省は2007年10~12月期の平均結果も発表し、雇用者数は前年同期と比べ25万人の増加でしたが、その内訳をみると正社員は25万人の減少で、8・四半期ぶりの減少になっています。正社員を目指す転職希望者にとっては、厳しい状況といえるでしょう。
同日、厚生労働省は1月の有効求人倍率(季節調整値)も前月と同じ0.98倍だったと発表しました。雇用情勢に関して厚労省は「このところ改善の動きが弱まっている」とのコメントを5カ月連続で述べています。
ハローワーク(公共職業安定所)で職を求めている人1人あたりに何件の求人があるかを示す有効求人倍率は、2カ月連続で1倍を割れました。新規求人数も前年同月比9.8%減少し、13カ月連続で前年同月よりも減少しています。前月比(季節調整値)では1.4%上昇し、下げ止まりの傾向もみられます。失業理由別では、リストラなどの会社都合による失業者が前年同月より4万人少ない59万人と改善し、自発的な離職者は2万人多い103万人でした。
また、同日発表された総務省のまとめによると、07年のパート・アルバイトで働く15~34歳の「フリーター」の平均人数は、181万人で前年より6万人少なく、4年連続で減少しており、15~34歳で仕事や通学や家事をしない「ニート」と呼ばれる人の数は前年と代わらず62万人でした。いずれも、若くて比較的就職が容易な15~24歳は減少、25~34歳の年長者層は横ばいあるいは増加の傾向であり、厚労省は「年長者に対する施策を重点的に講じたい」と言及しています。

