【転職ニュース】
技術力や賃金の高い日本での仕事を望む中国人技術者が近年増えてきています。国内での技術者不足が顕著化しているために、外国人の人材需要は高まってきており、法務省の調べによると職務内容を「技術」として在留の資格を与えられた外国人人数は06年で約1万人と5年前と比べて2.5倍に達しています。今後も外国人就業者が増加し続けると、就職・転職を希望する日本人技術者にとっては、競争相手が増える分、厳しい就業状況になっていくと言えるでしょう。
実際に、中堅の人材派遣各社が中国で採用した技術者の日本企業への派遣を活発化させています。大手の他にさらに中堅が本格的に参入することで、日本向け中国人技術者の派遣マーケットの拡大が拡大しそうです。
4月、技術者専門のトラスト・テック(東京・港)では大連と上海などで集めた電気分野の技術者の派遣を開始する動きがあります。日本で正社員として採用し、国内の電機・自動車などのメーカーへ派遣をして、開発業務や設計をメインに年間約50人を見込むそうです。
このような動きの中で、中国では技術者人口が急速に広がっています。中国科技統計年鑑によると2006年のエンジニア・科学者の数は前年から約24万人増えて約280万人となりました。これについてアクシスコンサルティングは「中国の新卒市場は就職難になりつつある」と述べています。

