6月3日、警視庁は、派遣大手の「グッドウィル」の3人の幹部らを職業安定法違反(労働者供給事業の禁止)のほう助などの容疑で逮捕しました。また、グッドウィルの派遣労働者を二重派遣していたとして、港湾関連会社「東和リース」の元常務を同法違反の容疑で逮捕しました。
容疑者らは、2006年5月~2007年6月に労働者派遣事業の認可がないにも関わらず、27回にわたってグッドウィルの派遣労働者27人を港湾運送会社2社へ派遣して、二重派遣であることを承知の上で行った疑いがあります。
湾岸作業は危険なため、グッドウィルは、労働者に1日500円程度の特別手当を給付しており、容疑者らは新宿の第五オフィスを統括しているため、二重派遣された労働者の業務内容を具体的に認識していたと判断したもようです。
問題の発覚は2007年2月、グッドウィル藤沢支店に勤めていた男性が、足を骨折する事故を起こした際に、現場が二重派遣先であったことで判明しました。
今年1月、東和リースなどは東京労働局から職安法違反容疑で告発されており、同31日に同庁は、グッドウィル本社などを捜索していました。

